名古屋の小さなガラス屋さん

ガラス・鏡職人のオーナーブログ

鏡の変形 正確な切断方法

鏡の切断は、通常表から切ります。
鏡台屋からスタートしましたので先代より拘りがあります。

変形カットを正確に切る
表からでも正確に切れるんじゃと思っていました。

しかし木枠が後ろにある場合
形が合わないと・・・。
すぐに精度が悪い切断って事が分ってしまいます。

直線にカットは、ほぼ真っすぐ下に切れます。
当たり前ですね

下手な職人さんは、ナナメに削げますけど・・・。

変形だと必ず削げますね(表面と裏面で形が変わるって事

裏側がミラー面なので切断時に逃げると
それは、オリジナルカーブと違ってきます。

鏡台のミラー張替は、減りましたね
鏡台を使う人が居ない
買う人も少なくなったのが理由だと思います。

洗面所で化粧するでしょうし

本題)
裏側より切断の前準備が必要です。
型材に沿わせ千枚通しで塗装保護面を剥ぎます。
銀面が出るまでなぞります。

凹みができますのでフリーハンドでもガラス切がトレース可能と思います。
型材を使用しガイドに使っても良いでしょう

ガラス切ぶんRも微妙に変わりますので型をずらしながら使用して下さい。

テスト切をします。

イメージ 1


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良好でしたので本番(汗

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不要部分です。
上手く切断出来ました。